解剖学的アプローチが 咬合治療の扉を開いてゆく
咬合治療への確実な参入によって新領域の開拓と格付けの上昇
周知のごとく顎関節(TMJ)周辺は、頭部への主要な血管や神経が近接し交差している部位にあたる。下顎窩と下顎頭は単に下顎運動の支点だけではなくその位置関係は関節円板や結合組織、筋肉、神経、血管に大きく影響し様々な症状として現出する可能性がある。他の咬合要素の重要性は当然のことではあるが、その中でも顎関節は関係する組織の多さや運動の複雑さから問題の原因の可能性が高く、この要素を軽視して咬合治療の成果は上がらない。
JPIは過去十数年にたわり一貫して顎関節X線画像からの診査診断を行い咬合治療につなげてまいりました。近年、前頭面(Z軸)での偏位への対応を積極的に取り入れ他の診査要素を加えてJPI高度咬合機能解析システムを完成させました。主観を排し徹底して客観的な情報を基にくみ上げられた術式を先生方に豊富な実習とともに3D教材を使用し平易な形でお伝えしたいと思います。
JPI 咬合診断・治療 総合コース
(充実の6日間コース)
※JPI 咬合診断・治療 総合コース(6日間コース)は、より充実した研修内容が提供できるよう準備中です。
主な内容
・顎関節の解剖と生理
・初診時の診査診断
・咬合診断の変遷と画像診断
・CTによる顎関節規格撮影法
・X線画像トレーシングと計測
・高度咬合機能解析からの診断表作成
・咬合治療全体のながれ
・基礎咬合学
・アンテリアガイダンスの理論と実践
・咬合高径の考え方と実践
・実習 フェイスボートランスファー使用法
・実習 アキシスパスレコーダー使用法
・実習 初診時問診、触診法
・実習 口腔下顎運動規格撮影法
受講料
歯科医師:各回 80,000円 合計240,000円
(女性歯科医師または33歳以下の歯科医師は各回7,000円割引、合計213,000円)
歯科技工士:各回50,000円 合計150,000円
(女性歯科技工士または33歳以下の歯科技工士は各回5,000円割引、合計135,000円)
JPI 咬合診断・治療 体験コース
(1dayコース)
主な内容
・咬合治療全体のながれ
・X線画像トレーシングと計測
・咬合診断の変遷と画像診断
・臨床提示
・質疑応答
※JPI 咬合診断・治療 体験コース(1dayコース)は、開催地や開催日時は柔軟に対応しますので、受講をご希望の方はメールにてご連絡ください。